プロテインやサプリに記載されたアミノ酸スコアとは何か?

プロテインで見かける【アミノ酸スコア】をわかりやすく解説!

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慶應義塾大学商学部を卒業後、外資系企業に勤務しながらプロボディビルダーに師事し知識と技術を習得。現在は渋谷でサラリーマンをする傍ら、休日にパーソナルトレーニングを指導している。




アミノ酸スコアを理解とは?

プロテインを選ぶときに、僕は「アミノ酸スコアが100かどうか」を気にするようにしています。というのもアミノ酸は僕たちの人体にとってなくてはならないものだからです。

ですが、「アミノ酸スコア」ってどうしう意味なのか。どんな計算式によって算出されているのかまでは意外と知られていません。

「知らなくても、とにかくアミノ酸スコア100のものを買っておけばいいんでしょ?」と言われればそうなのですが、せっかくですからきちんと意味を理解して商品を選びましょう。

 

アミノ酸スコアは国によって違う

アミノ酸スコアを理解しようとする方にとってけっこう厄介な問題なのですが、実は国によって用いられているアミノ酸スコアが違うのです。

  • 日本(昔):プロテインスコア
  • 日本(今):アミノ酸スコア
  • アメリカ(今):PDCAAS
PDCAASとはProtein Digestibility Corrected Amino Acid Scoreの略で、「たん白質消化吸収率補正アミノ酸スコア」です。

タンパク質の消化吸収率によって補正したアミノ酸スコアってことですね。

 

プロテインスコア

現在使われているアミノ酸スコアは1973年に提唱されたものです。それより昔はプロテインスコアが使われていました。

プロテインスコアは1955年~1957年、国際連合食糧農業機関(Food and Agriculture Organization, FAO)によって策定されました。

Food and Agriculture Organization of the United Nations

http://www.fao.org/home/en/

プロテインスコアの最高点は100ですが、アミノ酸スコアよりも評価基準が厳しいのでスコア100を満たすのはニワトリの卵やシジミくらいです。

この厳粛さのため、現在でもプロテインスコアを表記に用いるべきと考えている方もいらっしゃるようです。

 

アミノ酸スコア

現在、日本で表記に用いられているのはこのアミノ酸スコアです。アミノ酸スコアは1973年に国際連合食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)によって策定されました。

アミノ酸スコアは1985年・2002年に改定されたりしているため、1973年の数値と1985年の数値が混在したまま記載されているサイトがあったりします。

 

PDCAAS

PDCAAS(たん白質消化吸収率補正アミノ酸スコア)は、1993年に国際連合食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)により、タンパク質のクオリティを表現するもっとも適切な方法論として策定されました。

PDCAASの最高値は1です。牛乳や卵など、体づくりをしている人の主食が満点ですね。

スコア 食料品
1 牛乳
1
1 カゼイン
1 ソイ
1 ホエイ
0.99 菌類タンパク
0.92 牛肉
0.91 豆類
0.87 サシャインチ・パウダー
0.893 えんどう豆タンパク質
0.78 ひよこ豆、大豆
0.75 黒インゲン豆
0.73 野菜
0.66 麻の実(皮なし)
0.64 果物
0.59 シリアル
0.597 えんどう豆(調理済)
0.52 ピーナッツ
0.5
0.48 ドライフルーツ
0.525 小麦ふすま
0.42 小麦
0.25 小麦グルテン

 

Yoshio
PDCAASを調べたことで、えんどう豆タンパク質(Pea Protein)があるのを初めて知りました。

まだ知名度が低く主流ではないようですが、健康効果が高いらしいので時間を見つけて調査してみようと思います。

 

アミノ酸スコアってどういう意味?

必須アミノ酸のバランス

アミノ酸は僕たちの身体にとって必要不可欠なのですが、そのうち人体で合成できないアミノ酸を必須アミノさんと言います。必須アミノ酸は食品などから摂取するしか方法がありません。

この必須アミノ酸は9種類あるのですが、この9種類の必須アミノ酸のバランスを点数付けしたものがアミノ酸スコアです(ざっくり)。

アミノ酸スコアは含有バランスの点数なので、含有量が少なくても100になりえます。

例えば、アミノ酸スコアが100の牛乳を水で100倍に薄めても、アミノ酸スコアは100のままです。

 

スコアが低いことの影響とは?

アミノ酸スコアが低い食品を食べた場合にどんな影響があるのでしょうか。

僕たちの体内では常に摂取したタンパク質を合成して筋肉や脂肪などを作っています。タンパク質を合成するとき、9種類の必須アミノ酸すべてが必要となり、どれか1種類でも不足してしまうとタンパク質の合成が非効率になるのです。

アミノ酸スコア100とは、タンパク質合成に必要な最適なバランスで必須アミノ酸を含んでいる食品ということになります。

仮にタンパク質をたっぷりと摂取していたとしても、アミノ酸スコアが100でない状態ではタンパク質の合成が無駄なく行われなくなってしまいます。







プロテインで見かける【アミノ酸スコア】をわかりやすく解説!

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