のど飴に含まれるヒゲナミンはドーピング禁止薬物なので注意

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慶應義塾大学商学部を卒業後、外資系企業に勤務しながらプロボディビルダーに師事し知識と技術を習得。現在は渋谷でサラリーマンをする傍ら、休日にパーソナルトレーニングを指導している。




 

ヒゲナミン(Higenamin)とは?

ヒゲナミン(Higenamin)は一般的な呼称で、正式にはβ2アドレナリン受容体刺激薬と呼ばれています。

気管支を広げる作用をもっている成分なので、気管支拡張薬とも言われます。

喘息などで息苦しい患者さんに対して、気管支を広げて呼吸を楽にするために投与される薬物です。

Yoshio
ヒゲナミンは日常生活のどんな場面で僕たちと関係するのでしょうか。

のど飴などに含まれる

普段の生活で手に入る商品の中では、ヒゲナミン(Higenamin)はのど飴などに含まれています。

例えば、常磐薬品工業株式会社の『南天のど飴』は、気管支を広げる作用をもつ成分としてヒゲナミンを含有しています。

南天のど飴とヒゲナミン

参考:「南天のど飴」「常盤のど飴」に含まれる「ヒゲナミン」に関するお知らせ 

 

しかしそのため、後述のとおり2017年からヒゲナミンが禁止薬物の1つとして例示されたことによって、市販ののど飴全てがドーピングにひっかかるかのような誤報につながってしまいました。

龍角散にはヒゲナミンは含まれていない

参考:当社の「龍角散ののどすっきり飴」には「ヒゲナミン」は含まれておりません。

 

ヒゲナミンは2017年から禁止薬物に

2017年の禁止表のヒゲナミンは2017年1月1日付より禁止薬物として例示されています。

2017年ドーピング禁止表にヒゲナミンが記載されている。

β2刺激薬としての禁止薬物の中にヒゲナミンが記載されているのが分かりますね。

ちなみに、禁止表に記載されていないからといってドーピング違反にならないわけではありません。未記載でも違反になって処分された選手がいるのです。

ヒゲナミンも2016年までは未記載でしたから、知らずに摂取して処分された選手がいました。

参考:Mamadou Sakho failed drugs test

 

漢方でよく使われる

ヒゲナミンは漢方の方剤で含まれている可能性が高いので、普段から漢方をよく摂取している方は注意が必要です。

ヒゲナミンを含有している生薬は以下のとおり。

  • 附子(ぶし)
  • 丁字(ちょうじ)
  • 細辛(さいしん)
  • 南天実(なんてんじつ)
  • 呉茱萸(ごしゅゆ)

 

ヒゲナミンが含まれている商品

ヒゲナミンはのど飴に含まれているケースがあるので、日常生活で風邪を引かないように気をつけることは当然ながら、万が一ひいたとしても摂取しないようにしないといけません。

南天のど飴(常磐薬品工業)

南天のど飴

常磐薬品工業株式会社の『南天のど飴』はヒゲナミンを含んでいることで有名です。

メーカーHPにも気管支拡張作用があると記載されていますので、大会出場を控えているプロアスリートやボディビルダーは避けたほうがいいでしょう。

加湿器などを使って睡眠時の湿度調整をして喉を痛めないことが大切です。







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